日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター 月刊レター【Vol.11】

月刊レポート

日本人が移住したい国No.1!

マレーシアに関する案件なら、
何でも日旅マレーシア ソリューションビジネスセンターにお任せ!

皆様、こんにちは。
日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター(以下、NTA MSBC)です。

毎月弊センターより、マレーシア現地最新情報や、NTA MSBCでの取り組みについてご紹介いたします。

NTA MSBCでは何ができる?その10 : 食品市場調査(水産品)

全世界で和食の人気は衰える事を知らないようですが、マレーシアもその例に漏れません。特にお寿司は、マレーシアのローカルチェーンもあり、”SUSHI”として多くの方に親しまれております。マレーシアでは、寿司に欠かせない水産物も多くを輸入に頼っている事もあり、日系企業にとっても新たなターゲット先となっているようです。

NTA MSBCなら、新規営業サポートの一環として、現地専門業者への紹介やヒアリングも可能でございます。是非お気軽にお申し付けください。

実例はこちら↓↓↓

今月の特集「マレーシアで日本産水産品の販売は期待出来るか?

マレーシアには約1,714店舗の日本食レストランがあります。また、寿司の持ち帰り専門店もマレーシア全土に広まっており、日本食や日本産食品の人気はとても高く、馴染み深いものとなっています。

写真のEmpire Sushi(現地系)は寿司の持ち帰り専門店の人気チェーン店の1つで、マレーシア全土に52店舗を展開しており、連日マレーシア人客で賑わっています。 

今回、マレーシアの大手水産品輸入卸売業者4社に聞き取りを行い、水産品市場について調査しました。 

本取材はクアラルンプール・セランゴール地区に拠点を構える輸入卸売業者を対象に行ったものです。他の地域の傾向と異なる場合がある旨、予めご了承下さい。

水産品マーケティング情報

マレーシアの大手水産品輸入卸売業者4社に、ターゲット層や商談のポイント、今後取り扱いたい商品、日本の水産業者への要望を聞いてみました。

輸入卸売業者のターゲット顧客は、レストランやホテル等の業務用からエンドユーザー(消費者)まで様々ですが、その中でも商談で重視していることの共通点は「価格」でした。また、今後取扱いたい商品としては、3社が「まだ扱われていない目新しい商品」と回答しました。

日本産水産品の商品提案のポイント

エンドユーザー(消費者)向けの販売を行っている輸入卸売業者は、未だマレーシアでは販売されていない商品・食材を求める傾向があります。

また、日本産水産品を提案する際に、多民族国家であるマレーシアのバラエティーに富んだ食文化(中華料理、マレー料理、インド料理、その他西洋料理等)に適応させるべく、日本食だけではなく様々な料理法を提案する事が重要です。

ニーズの高い日本産水産品と他国競合品

  • ウニやマグロの刺身はeコマースで販売され消費者からの人気が高く、ベストセラーとなっている。
  • 牡蠣やホタテは主にレストラン等飲食店からの需要が高く、飲食店の持ち帰り専用メニューとして提供。需要が伸びている高単価のウニも有望品目と見ている。
  • 最有望品目は需要が拡大しているマグロ、次いでホタテ、イカ。
  • マレーシア人に人気が高いサバ、エビ、イカ、イワシ、マグロ、淡水魚は主に中国や東南アジア諸国から輸入。
  • サバは消費量・輸入量共に多いが、近海産・中国産との価格競争 が激しく、高付加価値品としては売りにくい。
  • 近年では、アメリカやノルウェーが主に輸出している高単価のサーモン、タラ、貝類の消費が増えている。

今後の販路開拓のために

商談では価格の重要度が高く、いかに魅力的で競争力のある見積りを提示出来るかが商談成立のカギとなっている。

エンドユーザー(消費者)向けの販売を行っている輸入卸売業者は、未だマレーシアでは販売されていない商品・食材を求める傾向にある。

日本の水産品を日本食だけではなく、多民族国家であるマレーシアのバラエティーに富んだ食文化に適応させるべく、様々な料理法を提案していく必要がある(中華料理、マレー料理、インド料理、その他西洋料理等でも日本の水産品を使用してもらう)

マレーシアの商習慣では、対面でのコミュニケーションを重視する傾向にあるが、コロナ禍で対面でのやり取りが難しい今は、メールやオンラインを活用して継続的なコミュニケーションを行っていく必要がある。

マレーシアでの市場動向を把握し、市場に合った商品選定を行う必要がある。(マレーシア向けに、現地で好まれる激辛味の商品開発等も視野に入れる)

NTA MSBC活動レポート:現地日本人会との交流

今月はクアラルンプール日本人会の方にお時間をいただき、当方との連携について、お話しをさせていただきました。

クアラルンプール日本人会には、法人会員が262社も参加されており、当地でのネットワークを広げられる場となっております。この繋がりを活かした営業サポートも可能でございますので、是非お気軽にお申し付けください。

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