日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター 月刊レター【Vol.14】

月刊レポート

日本人が移住したい国No.1!

マレーシアに関する案件なら、
何でも日旅マレーシア ソリューションビジネスセンターにお任せ!

皆様、こんにちは。
日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター(以下、NTA MSBC)です。

毎月弊センターより、マレーシア現地最新情報や、NTA MSBCでの取り組みについてご紹介いたします。

NTA MSBCでは何ができる?その14:イチゴ

マレーシアにおいては、日本のしょうゆが高い評価を受けており、現地の高級スーパーマーケットや日本食レストランでは、日本産のしょうゆが広く取り扱われています。

特に、甘みが強く鮮やかな色合いを持つ品種は、品質を重視する消費者からの指示を集めております。また、贈答用としての需要も高く、日本のブランドイチゴが特別なギフトとして選ばれることも少なくありません。

NTA MSBCでは、現地市場の動向や市場調査を基に、品目別の食品市場調査や、東南アジア市場進出に向けたコンサルティングサービスを提供しております。

マレーシアをはじめとする東南アジア市場への進出をご検討中の企業様は、ぜひお気軽に当社までご相談くださいませ。

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今月の特集「食品市場調査」

~ マレーシアで売れるための品目別マーケティング~
イチゴ

常夏のマレーシアはトロピカルフルーツ天国ですが、近隣にタイやフィリピン、ベトナム、中国など生産コストの低い生産国がひしめいているためドリアンやスイカ、バナナ、パイナップルなどを除くと輸入が多いのが現状です。
これがリンゴやなし、ぶどう、柑橘類などの温帯性のフルーツとなるとマレーシアでは生産できないため、中国や豪州、ニュージーランド、南アフリカ、南米などからの輸入品がほとんどを占めるような状況となっています。

ただマレーシアは国土が山がちであるため、高原地帯では高原野菜や温帯性フルーツの生産が可能となっており、イチゴも一部で生産されています。
イチゴ生産で最もよく知られているのは、半島中部のパハン州にあるキャメロンハイランドで、多くのイチゴ農園が栽培を行っています。キャメロンハイランドは高原気候を活かして茶の栽培で有名なのですが、年中涼しい気候のために多くの観光客が訪れる避暑地となっています。

旅行すれば名物が食べたくなるのは万国共通らしく、キャメロンハイランドでは多くのイチゴ農園が観光農園化しています。またキャメロンハイランド以外でも、半島中部の高原地帯にあるゲンティンハイランドやフレーザーヒルでも栽培が行われており、やはり観光農園があります。 ちなみにキャメロンハイランド産のイチゴは250g12リンギ程度で、首都圏のスーパーマーケットでも出回っています。

マレーシア産イチゴの最大の問題は全体的に糖度が低いことで、マンゴやバナナなどの甘いトロピカルフルーツに慣れたマレーシア人にとって酸っぱいイチゴの人気はいま一つといったところです。値段もトロピカルフルーツに比べて決して安くないので、イチゴ全般に対するそうしたネガティブ認識を反映してか輸入品を除くと菓子類での「イチゴ味」は少ないです。

全般に甘さが不足しているとはいうものの見た目が「赤くてに可愛い」という認識はマレーシア人にとっても同じようで、そのまま食べるよりアイスクリームやヨーグルトなどと組み合わせて楽しむのが一般的のようで、アイスクリームやヨーグルトスタンドではイチゴのメニューがよくみられます。

最近では国産イチゴも改良が進んでいるようで、キャメロンハイランドでは日本のちとせグループが生産する「ちとせいちご」が少しずつ出回るようになっています。今はまだ糖度が低く価格も割高ですが、今後の品質改良と低コスト化が期待されます。

一方でマレーシア人の所得増と購買力のアップに対応する形で、日本産イチゴをはじめとする輸入イチゴの取り扱いが増えています輸入イチゴは豪州産、韓国産などが入ってきています。豪州産や韓国産の価格は国産の3~5倍程度です。

高級輸入イチゴ市場をリードするのは何と言っても日本のブランドイチゴです。最近では「とちおとめ」、「あまおう」、「パールホワイト」、「淡雪」、「京の雫」、「ゆうべに」など、日本でもよく知られているブランドイチゴも入ってきています。

価格は国産の7~10倍もしますが、中国正月のような祭事シーズンには贈答用の需要が高まるため、高級スーパーマーケットに輸入イチゴ・コーナーが設けられるような状況になっています。

 

NTA MSBC活動レポート:マレーシア現地教育旅行プランのご提案

今月は「動物の視点から考える自然保護とSDGs」をテーマに、マレーシア(クアラルンプール、ペナン)およびインドネシア(メダン)の3都市で現地調査を実施しました!

🌿オランウータンの島!「Bukit Merah Orang Utan Island(マレーシア) 」
マレーシア・ペラ州にあり、オランウータンの保護と研究を目的とした施設。

🦧生のオランウータンが見られる♪ 「グヌン・ルセル国立公園(インドネシアスマトラ島)」

現在、多くの留学エージェントや学校関係者の皆様から、語学学習に加えてプラスアルファの体験ができる留学についてご相談をいただいております。そこで、英語学習と環境理解を組み合わせた短期プログラムを、各担当者様とともに企画・造成しております。

また、自然豊かなマレーシアならではの体験型学習プランも、ご要望に応じてご一緒にお作りすることが可能です。

どのようなご質問でも、お気軽にご連絡ください。

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