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皆様、こんにちは。
日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター(以下、NTA MSBC)です。
毎月弊センターより、マレーシア現地最新情報や、NTA MSBCでの取り組みについてご紹介いたします。
NTA MSBCでは何ができる?その1:品目別のマーケティング分析
新たに事業進出を検討するにあたって、参入する市場についての分析は必要不可欠です。
NTA MSBCでは、マレーシアの各業界・商品市場における品目別マーケティング分析もご提供できます!
マレーシアへの事業進出にご興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。
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■ マレーシアにおける概況・マーケット
多民族国家であるマレーシアでは、人口の約7割を占めるマレー人はムスリムでありアルコールが御法度であるため、日本酒の販売ターゲットは総人口の23%(約760万人)を占め、且つ所得も他の民族より高い華人となります。
味の嗜好性も日本人に近いこともあって、日本食人気を背景に華人の間では日本酒の人気が高まっており、ほとんどのリカーショップで扱うようになっています。
2013年に日本への観光ビザが不要になってから訪日する華人が急増。本物の和食や日本酒に触れて帰国後も試してみたいという層が需要を後押ししているようです。
以前は価格の問題もあって大メーカーの醸造酒がメインでしたが、今では地方の酒蔵が製造する値段の高い高級純米酒や吟醸酒にも人気が飛び火。世界中で人気になった「獺祭」のようなブランドも時を置かずに入ってくるようになっています。
クアラルンプール首都圏では、華人の世帯収入は中央値で1万リンギ(約25万円、2019年統計局調査)を越えており、今も年率3〜4%の上昇を続けています。こうしたことを背景に、主に日本酒を専門に販売する小売店も登場しています。
酔うために飲むのでなく、中・高所得者が「高級酒を楽しむ」という飲み方が多いため、特に最近では吟醸、大吟醸、純米酒が売れ筋となっています。
■ 日本酒に対する知識の格差
マレーシア華人は、消費行動全般に言えることですが、同じ華人である香港やシンガポール、台湾、上海の流行を取り入れる傾向が強いです。またネット情報、口コミ情報に敏感なので、そうした情報を元に指名買いする層もあります。一方でそうした情報に頼り過ぎて偏った知識、誤った知識を持っている人も少なくないようです。
日本酒に関する知識・情報量の差が大きく、一部の日本酒マニアは日本人顔負けの知識をもっていますが、一般の華人の知識は米で作った酒という程度であることも多く、「流行っているから」、「品質に定評のある日本の酒だから」とか「日本産だから身体にいい」という理由で飲んでいる人も少なくありません。日本食レストランや日本酒販売関係者の間では、香港やシンガポール華人に比べると数年遅れているという人もいます。
ただ最近では利き酒の会が開催されたりして、日本酒に対する理解も少しずつ進んでおり、日本酒の製法に基づく違い、性質の違い、料理との相性などを楽しむ人が増えています。
■ 嗜好
華人の間では、冷たいものは身体に良くないとの伝統的観念が根強く残っているため、飲食店でお冷やでなくホットウォーターを注文する人は少なくありません。
こうしたことを背景に日本酒を注文する際に熱燗を注文する人が意外に多く、日本食レストランで例え大吟醸酒であっても熱燗にしてくれと注文されることが結構あるといいます。
多くの人が指摘する点ですが、マレーシア華人では、食事をしながら酒を飲むという習慣がない人が非常に多い、すなわち料理に酒を合わせるという考えがあまりないため、日本酒単体で飲んでも旨さが分かりやすい甘口系やフルーティな日本酒を好む人が多いといいます。
■ その他
パッケージ(ラベル)デザインについては、華人が好む赤色や金色が人気が高いという話もあります。また瓶の色自体も青や赤といった目立つ色の方が出やすい傾向があるといわれます。
ただし輸入業者が酒類輸入登録をマレーシア関税局のサイト上で行なうに当たり、パッケージ(=ラベル)の写真を提示して行うことになっており、登録した写真とデザインが少しでも変わると別の商品扱いとなり登録し直す必要が出てくるので要注意です。
登録作業には非常に時間がかかるため、日本でよくある季節限定商品や季節のラベルデザインは避けた方が賢明です。
またアルコール飲料というマレーシアにおいてセンシティブな商品であることから、ターゲットでないマレー系に対する配慮もより注意すべき点です。特に日本酒の銘柄については、イスラムやマレー系を想起させるような発音やスペル(アルファベット表記)の販売は問題になる可能性が大なので、輸出を諦めるか名称を変えるべきです。
同様にラベルについても、イスラムやマレー系を想起させるようなデザインを使わないようにする方が無難です。
■ 輸入に際しての留意点
日本酒を扱っている日系のインポーター、日本人社員がいるインポーターが数社あり、日本語で対応してもらえます。
アルコール飲料である日本酒に関しては、リカーライセンスを取得した輸入会社が銘柄などの輸入登録手続きを行なわないと輸入できません。
輸入登録は商品ごとに 行なう必要があり、同じブランド且つ成分、アルコール度数が同じであっても、ボトルサイズやラベルデザインが異なる場合にはそれぞれ申請しなければなりません。またラベルやボトルデザインが中途で変更になった場合もそれぞれ別の商品とみなされるので、新たに申請し直す必要があります。
現在、マレーシア政府がリカーライセンス取得を含めアルコール飲料の輸入及び販売規制を強化しているため、実際に輸入する段階で最新情報を取得することが望まれます。
NTA MSBCでは何ができる?その2:キャリアアップに向けた企業訪問やセミナー
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