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皆様、こんにちは。
日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター(以下、NTA MSBC)です。
毎月弊センターより、マレーシア現地最新情報や、NTA MSBCでの取り組みについてご紹介いたします。
1. NTA MSBCでは何ができる?その34:現地事情調査 – 各州の特徴と魅力発信【サラワク州編】
マレーシアは大型観光キャンペーン「Visit Malaysia 2026」を掲げ、アジアにおける観光・教育拠点としての国際的な注目度が高まっています。
その中でも、ボルネオ島北西部に位置するサラワク州(Sarawak)は、マレーシア最大の面積を誇り、手つかずの大自然と多様な先住民族の文化が見られる魅力あふれる地域です。マレー半島の諸州とは一線を画す豊かな生態系や、白きマハラジャの歴史、独自の伝統文化が今なお色濃く残るほか、州都クチンは「猫の街」や美食の街として知られています。
今回のレポートでは、サラワク州の玄関口であり豊かな歴史やグルメが楽しめるクチン周辺の魅力や、手軽に触れ合える先住民族文化や自然環境について紹介いたします!
| 今月の特集「各州の特徴と魅力発信【サラワク州編②】」 |
■ 前月からのおさらい:地域の基本構造を知る

サラワク州は、ボルネオ島の北西部(マレーシア東部)に位置し、南をインドネシア(カリマンタン)、北をブルネイおよびサバ州に接しています。今回焦点を当てるクチン周辺エリアを中心に、大きく分けて、
・州都クチンおよび近郊エリア
・手つかずの大自然が広がる近郊の国立公園エリア
・マレーシア最長のラジャン川流域へと続く、歴史ある地方都市や河川交通網のエリア
・世界自然遺産や巨大洞窟が眠る北部のミリ・ムルエリア
のエリアで構成されています。広大なサラワク州の中でも、今回はまず都市の利便性と豊かな文化・手軽な自然が調和したクチン周辺の魅力に迫ります。
◎ 人口・面積
・人口:約251万人(2020年国勢調査)
・面積:約12万4,449㎢(マレーシア最大、日本の約3分の1の大きさに匹敵)
マレーシア国内で最大の面積を誇り、日本の本州の約半分近い広大な土壌を持っています。その広大な土地の中に、多様な民族や自然がダイナミックに広がっています。
◎ 民族構造
・イバン族(海ダヤク)などの先住民族:約30%〜31%前後
・中華系:約30%
・マレー系:約24%前後
・その他先住民族(ビダヤ、メラナウ、オラン・ウリュなど)
マレー半島とは異なり、マレー系よりもイバン族をはじめとするボルネオ固有の先住民族の比率が高いのが最大の特徴です。また、歴史的に移住してきた中華系コミュニティも大きな存在感を放っています。
◎ 宗教構造
・キリスト教、イスラム教、仏教、伝統的信仰(アニミズム)など
マレー半島ではイスラム教が圧倒的多数を占めますが、サラワク州では宣教師の活動の歴史などからキリスト教徒の割合が比較的高く(約40%近く)、次いでイスラム教、仏教、そして先住民族に根付く伝統的なアニミズムが共存しています。
◎ 使用言語
・公用語:マレー語
・日常会話:マレー語(サラワク方言)、英語、中国語(客家語、福建語、マンダリンなど)、各先住民族の言語(イバン語など)
サラワク州独特のイントネーションや語彙を持つ「サラワク・マレー語」が広く話されており、日常やビジネスの場では英語も比較的広く通じます。
◎ 気候
・熱帯雨林気候(年間平均気温:約23~32℃)
・年間を通じて高温多湿ですが、特に11月〜2月頃の北東モスン(雨季)にはまとまった雨が多くなります。クチン周辺の街歩きや国立公園のトレッキングを計画する際は、乾季にあたる4月〜10月頃が特に快適です。
◎ 交通・アクセス
・クアラルンプール国際空港(KLIA)からクチン国際空港(KCH)まで飛行機で約1時間40分。
・クチン国際空港から州都クチン市内中心部(ウォーターフロント)までは車で約20分とアクセス抜群。
・州内の移動は国内線フライトのほか、長距離バスや河川ボートが重要な交通手段となっています。
◎ 経済・産業構造
・エネルギー産業・製造業(水力発電やLNG、サラワク・ルネッサンス経済を牽引する再エネ・水素産業)
・農業(パーム油、コショウ、ゴム)
・観光業(エコツーリズム、文化体験、美食観光)
豊富な水資源を生かした水力発電や工業化が進む一方、豊かな自然と先住民族文化を活かしたエコツーリズムや、世界的にも評価の高いローカルフード(グルメ)が経済の重要な柱となっています。
◎ 小噺:サラワク州の名の由来と「白きマハラジャ」の歴史
「サラワク」という名前の語源は諸説ありますが、州都を流れるサラワク川(Sungei Sarawak)に由来するといわれています。また一説には、かつてこの地で産出された鉱物にちなんだという説もあります。
この州の歴史と文化を語る上で絶対に外せないのが、19世紀半ばから約100年間にわたり、イギリス人の冒険家ジェームズ・ブルーク(James Brooke)とその一族が「白きマハラジャ(白色王)」として統治したという、世界でも異色な歴史です。もともとブルネイ王国の領土であったこの地で、海賊鎮定や内乱平定の功績によりブルネイの王族から統治権を委譲されたブルークは、独自の王国(サラワク王国)を築き上げました。彼は現地先住民族の自治や文化を尊重しつつ近代統治を行い、その後第二次世界大戦を経てイギリスの植民地となり、1963年にマラヤ連盟やサバ州などと共に「マレーシア連邦」を結成して現在に至ります。クチンの街を歩くと、ネオルネサンス様式の「アスタナ宮殿」や「マッコール要塞」など、当時を偲ばせる西洋と東洋が融合した美しい歴史的建築物が今も大切に残されています。
■ おすすめ観光先・訪問7選
州都クチン周辺と比較すると、まだ日本人の間での知名度は低いサラワク州のその他のエリア(主要な都市や地域としては、ミリ、シブ、ビントゥル、ムルなどが挙げられます)ですが、いずれもボルネオ島のより深い大自然や野生動物、歴史や文化を語る上では外せないエリアです。
今回はサラワク州のそんな奥深いエリアに絞って、おすすめの訪問先をご紹介させていただきます。
<Miri(ミリ)>
(1) Canada Hill & Petroleum Museum (カナダ・ヒル&石油博物館)

Photo by Miri City Council

Photo by Sarawak Museum Department
所在地:Jabatan Muzium Sarawak, Canada Hill, Jln Oil Well No. 1, 98000 Miri, Sarawak
ミリの街を一望する高台「カナダ・ヒル」は、マレーシアにおける石油産業発祥の地として知られる歴史的なスポットです。丘の頂上には、1910年にマレーシアで初めて発掘された油井「Grand Old Lady(グランド・オールド・レディ)」が保存されており、隣接する石油博物館ではミリの発展の歴史や石油採掘技術について学ぶことができます。高台からの見晴らしは抜群で、ミリの街並みと南シナ海に沈む美しい夕日を鑑賞できる絶景サンセットポイントとしても地元住民や観光客に愛されています。
💡豆知識
ミリは石油の発見によって小さな漁村から都市へと急成長した街であり、「Grand Old Lady」はその繁栄の象徴として現在も大切に保存されています。
⚠️注意事項
公共交通機関でのアクセスが難しいため、配車アプリ(Grab)やタクシー、レンタカーの利用が便利です。日中は日差しを遮る場所が少ないため、帽子や日焼け止めなどの熱中症対策をお忘れなく。
(2) Tusan Beach / Blue Tears (トゥサン・ビーチ/ブルーティアーズ)

Photo by Sarawak Tourism Board
所在地:Kampung Terahat, 98150 Bekenu, Sarawak
ミリ中心部から南へ車で約45分の場所にある「トゥサン・ビーチ」は、荒波によって削られた奇岩「ホースシュー・クリフ(馬蹄岩)」の絶景で知られる海岸です。昼間は南シナ海を見渡す景観と美しい夕日を楽しめるほか、夜間には波打ち際にプランクトンが青く光る神秘的な現象「ブルーティアーズ(夜光虫)」が発生するスポットとして近年大きな注目を集めています。自然の条件が揃った夜には、まるで星屑が打ち寄せたかのような幻想的な夜景を堪能できます。
💡豆知識
ブルーティアーズの出現は、季節の変わり目や潮の満ち引き、天候などの条件が重なった夜に見られやすいため、事前のリサーチや現地ツアーの利用がおすすめです。
⚠️注意事項
夜間の海岸は足元が非常に暗く危険なため、懐中電灯やヘッドランプを持参してください。また、潮の満ち引きが早いため、波打ち際に近づきすぎないよう十分にご注意ください。
<Sibu(シブ)>
(3) Sibu Central Market (シブ・セントラル・マーケット)


Photo by Visit Subu
所在地:Jln Channel, Pekan Sibu, 96000 Sibu, Sarawak
ラジャン川の交易拠点として発展したシブの中心地に位置する「Sibu Central Market」は、マレーシア最大級の屋内マーケットです。1,000を超える露店がひしめき、新鮮な魚介類や珍しい熱帯フルーツ、ジャングルで採れた野草や伝統工芸品などが所狭しと並んでいます。特に新聞紙で丁寧に梱包された「生きた鶏」が販売されている風景は、シブならではのユニークな名物光景です。2階のフードコートでは、名物の福州麺「カンプア・ミー(Kampua Mee)」や「コンピア(Kompia)」などのローカルグルメを堪能できます。
💡豆知識
シブは1900年代初頭に中国・福建省から渡ってきた福州系移民が多く開拓した街であり、現在も福州文化と先住民族の文化が融合した独自の食文化が息づいています。
⚠️注意事項
早朝から非常に活気があり混雑するため、スリや置き引きなどの貴重品管理に注意してください。濡れた床面も多いため、滑りにくい靴での訪問をおすすめします。
(4) Tua Pek Kong Temple Sibu (シブ・トゥア・ペック・コン寺院)

所在地:Jln Channel, Pekan Sibu, 96000 Sibu, Sarawak
ラジャン川のほとりに佇む「シブ・トゥア・ペック・コン寺院」は、19世紀後半に建立されたシブで最も歴史のある中国寺院です。街のランドマーク的存在であり、精巧な彫刻が施された赤と黄金色の鮮やかな外観や、幾重にも重なる重厚な瓦屋根が特徴的です。敷地内にそびえ立つ高さ約7階建ての美しい七重塔(パゴダ)に登ると、シブの街並みと雄大なラジャン川の大パノラマを一望することができます。
💡豆知識
古くからこの地に移住してきた華僑たちの信仰の中心地であり、過酷な開拓の歴史や航海の安全を祈願してきた街のシンボルとして現在も大切に守られています。
⚠️注意事項
神聖な宗教施設であるため、露出の多い服装は避け、参拝の際はマナーを守り静かに見学しましょう。パゴダの階段は急な場所もあるため、昇降の際は足元にご注意ください。
<Bintulu(ビントゥル)>
(5) Similajau National Park (シミラジャウ国立公園)

Photo by Borneo Adventure
所在地:97000 Bintulu, Sarawak
ビントゥルから車で約40分の距離に位置する「シミラジャウ国立公園」は、南シナ海に面した美しい黄金色の海岸線と熱帯雨林が交わる沿岸型国立公園です。園内には整備されたトレッキングコースがあり、豊かなジャングルを抜けながら黄金色の砂浜「ゴールデン・ビーチ」を目指すハイキングが人気です。野鳥観察の宝庫としても有名で、犀鳥(サイチョウ)をはじめとする数多くの野生動物が生息しています。沿岸部では時期によってドルフィンウォッチングを楽しむことも可能です。
💡豆知識
サラワク州の沿岸国立公園の中でも珍しく、手つかずのビーチと熱帯雨林の双方が一度に楽しめるエリアで、ウミガメの産卵地としても保護されています。
⚠️注意事項
川や沿岸の汽水域にはイリエワニが生息している可能性があるため、「遊泳禁止」の標識がある場所での入水は絶対に避けてください。また、長距離トレッキングの際は十分な水分補給を行ってください。
<ムル(Muru)>
(6) Gunung Mulu National Park (グヌン・ムル国立公園)

Photo by Going Place by Malaysia AirlinesBorneo Adventure
所在地:Gunung Mulu National Park No 11, Mulu National Park Pekan Mulu 98070, Miri
サラワク州北部に位置する「グヌン・ムル国立公園」は、ユネスコ世界自然遺産に登録されているマレーシアを代表する絶景スポットです。広大な熱帯雨林の中に、世界最大級の空洞を持つ「サラワク・チャンバー」や美しい鍾乳洞群が広がっています。見どころの一つである「ディア・ケイブ(鹿の洞窟)」では、夕刻になると数百万匹ものコウモリが一斉に群れをなして飛翔する神秘的な現象「ドラゴン・バット・フライト」を鑑賞できます。また、鋭利な岩峰が連なる「ピンナクルズ」へのトレッキングなど、スケールの大きなアドベンチャーが楽しめます。
💡豆知識
園内には世界で最も長い樹上遊歩道(キャノピー・ウォーク)の一つがあり、地上数十メートルの高さから熱帯雨林の生態系を観察することができます。
⚠️注意事項
ジャングル内の歩道や洞窟内は湿気で滑りやすいため、トレッキングシューズやヘッドランプの持参が必須です。また、自然保護のため園内でのガイド同行が義務付けられているエリアが多く、事前予約が必要です。
(7) Clearwater Cave & Wind Cave (クリアウォーター・ケイブ&ウィンド・ケイブ)

Photo by Sarawak Tourism Board
所在地:Located in Gunung Mulu National Park in Sarawak, Malaysia
グヌン・ムル国立公園内にある「クリアウォーター・ケイブ」と「ウィンド・ケイブ」は、世界最大級の地下水系ネットワークを誇る圧巻の鍾乳洞群です。ボートに揺られてペランダウ川を遡り、まずは壁画のような奇岩と冷涼なそよ風が吹き抜ける「ウィンド・ケイブ」へ。その後、世界最長の地下水脈が流れ、透明度抜群の清流が湧き出る「クリアウォーター・ケイブ」へと続きます。洞窟内では、長い年月をかけて自然が創り上げた壮大な鍾乳石や石筍の造形美を間近で鑑賞できます。
💡豆知識
クリアウォーター・ケイブの入り口付近には、ここでしか育たない珍しい固有種の植物「ラフレシアの仲間」や独自の生態系を持つ葉が白い植物が生息しており、学術的にも非常に貴重な場所です。
⚠️注意事項
洞窟内は暗く、濡れて滑りやすい階段や金属製の歩道が続くため、スニーカーやトレッキングシューズが必須です。また、洞窟への移動は川の水位によってボートの運行状況が左右されるため、天候やガイドの指示に従って安全に行動してください。
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前編・後編の2ヶ月にわたってお届けしたサラワク州特集はいかがでしたでしょうか。
前回のクチン周辺に続き、今回は世界遺産ムルをはじめ、ミリ、シブ、ビントゥルといったサラワク州各地の魅力あふれる主要都市・エリアをご紹介いたしました。太古の自然が残る壮大な鍾乳洞やジャングル、豊かな川の交易が生んだローカルマーケットや多様な食文化、そして石油の歴史や美しい海岸線など、サラワク州には都市ごとに全く異なる奥深い魅力が詰まっています。
マレーシア最大級の広大な自然と温かな多文化が息づくサラワク州へ、ぜひ足を伸ばしてボルネオならではの冒険と癒やしの風を感じてみてはいかがでしょうか。本レポートが、皆様の新たな旅の目的地選びや訪問の際の参考になりましたら幸いです。
2. NTA MSBC活動レポート:最先端技術とマラッカの歴史を楽しむ大型イマーシブ・エンタテインメント『Encore Melaka(エンコール・マラッカ)』 訪問レポート
今月は、クアラルンプールから車で約1時間半〜2時間の距離に位置する、世界遺産の都市 マラッカ(Melaka)の魅力スポットをご紹介します。マラッカといえばオランダ広場周辺やジョンカー通り、マラッカ海峡モスクなどが人気の観光スポットになっておりますが、夜の時間帯に圧巻のエンタテインメントを楽しめる注目の劇場があります。
地元の人々や旅行者の間で話題を集めているのが、「Encore Melaka(エンコール・マラッカ / 又見馬六甲)」です。海沿いの開発地区「インプレッション・シティ(Impression City)」に位置しており、最新のデジタル演出とダイナミックな舞台装置を駆使し、マラッカの壮大な歴史に関するショーが楽しめる劇場です。
本記事では、実際に現地を訪れたスタッフの体験をもとに、劇場の魅力や見どころ、鑑賞を満喫するためのポイントをご紹介します。
📍 今回ご紹介する場所
Encore Melaka(エンコール・マラッカ / 又見馬六甲)
(マレーシア・マラッカ州)
【1】概要
Encore Melakaは、マラッカ海峡を一望するハーバーフロントエリアに位置する東南アジア最大級の没入型ライブパフォーマンス劇場です。この劇場は、北京オリンピックの開閉会式などを手掛けた世界的な演出家・王潮歌(Wang Chaoge)監督による大型舞台「印象シリーズ(Impression Series)」の海外初進出作品(第10作目)として誕生しました。
建物の外観は、数千枚もの魚の鱗のようなアルミニウム複合パネルで覆われており、マラッカの空の色や光の移り変わりを美しく映し出します。

また、日中のマラッカ観光で歩き疲れた身体に、エアコンの効いた快適な大型劇場で座りながらゆったりとショーを鑑賞できるのも嬉しいポイントです。
【2】見どころと鑑賞のポイント
この劇場の最大の見どころは、2,000席以上の円形観客席自体が、物語の進行に合わせてゆっくりと360度自動回転する観客席です。回転する客席の周囲には、全長240メートルに及ぶ複数の異なるステージが配置されており、客席が回ることでシーンごとに目の前の景色が一変し、映画のカットが変わるようなシームレスな時間旅行を体験できます。
また特に圧巻なのは、ステージ上に本物の水が流れ込むウォーターエフェクト、複雑に上下する昇降式多層ステージ、そして圧倒的な超高画質3Dプロジェクションマッピングです!前方席に座ると迫力満点で、息をのむ臨場感があります。

現在、劇場では主に以下の2つの異なるショーがローテーションやスケジュールに沿って上演されています。
どちらも約70〜75分間の公演です。
Encore Melaka (アンコール・マラッカ)
マラッカのルーツと多民族の調和を描く定番の超大作。15世紀の明朝の探検家・鄭和(チェン・ホー)の船団来航から始まり、交じり合い育まれてきたプラナカン(ババ・ニョニャ)文化、マレー、中国、インド、ポルトガルなどの文化の融合をダンスと音楽で表現。
The Legacy of a Generation (ザ・レガシー・オブ・ア・ジェネレーション)
1926年〜1937年にかけて激動の中国から東南アジアへと渡った「南洋移住(下南洋)」にスポットを当てたステージドラマ。内戦や自然災害、戦争から逃れ、命がけでマラッカの地を目指した人々の生き様、家族の愛を、演劇とダンスを高度に融合させた手法でエモーショナルに表現。
ショー中のナレーションやセリフは英語・マレー語・中国語が交じり合って進みますが、ステージの両サイドに大型パネルで字幕が表示されます。とはいえ、視覚的なストーリーテリングが強力なため、言葉が完璧に理解できなくても直感的に楽しめます。
☝🏻 鑑賞をさらに楽しむためのポイント
◎ 館内はエアコンが効いていて少々肌寒く感じられる場合もありますので、薄手の羽織ものやカーディガンを1着持参しておくと、最後まで快適にショーを楽しめます。
◎ 公演が終わると、華やかな伝統衣装をまとった出演者たちがロビーに集まってくれます。間近で挨拶を交わしたり、一緒に記念写真を撮ったりできる最高の思い出作りになります。
◎ 劇場の目の前には広大なマラッカ海峡の海が広がっています。夕方の公演(または夜公演の前)に訪れれば、世界三大夕日とも称されるマラッカの美しいサンセットを、劇場周辺のお洒落なカフェやレストランから眺める贅沢な時間を過ごせます。
◎ 週によって休館日(水曜日が多い)が変動したり、企業による貸切イベントが入ったりすることがあるため、訪れる際は必ず事前に公式サイトや予約プラットフォームで最新の上演スケジュールを確認し、チケットを確保しておくのが鉄則です。
【3】鑑賞料・基本情報(参考)
鑑賞料金:RM158(大人・子供1名 / 席種やプロモーションにより異なります)
上演時間:約70分間
公演スケジュール:1日1〜2回公演(夕方・夜公演中心。事前予約がおすすめです)
アクセス:マラッカ中心部のオランダ広場から車・タクシー(Grab)で約10分〜15分
駐車場:敷地内に大型無料駐車場あり
【4】体験を通じて感じたこと
マラッカ観光といえば昼間の街歩きや週末のナイトマーケットが定番ですが、今回Encore Melakaを鑑賞したことで、マラッカの全く新しい楽しみ方を発見できました!大迫力の演出とストーリー展開は、マラッカ市内の博物館で文化について学ぶのとはまた違った、五感で歴史を学べる貴重な体験となりました。
ぜひマラッカへ観光にいらっしゃる際は、昼間の街歩きに加えて、楽しみながら歴史や文化を学べるEncore Melakaにもお越しいただければと思います!
当社では、企業様・教育機関様・留学エージェント様向けに、マレーシア現地ならではの体験型プログラムの情報提供・カスタマイズ等も承っております。
「おすすめのアクティビティを知りたい」「研修目的・学習目的に合わせてアレンジしたい」 などございましたら、お気軽にご相談ください。
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