日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター 月刊レター【Vol.5】

月刊レポート

日本人が移住したい国No.1!

マレーシアに関する案件なら、

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皆様、こんにちは。

日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター(以下、NTA MSBC)です。

毎月弊センターより、マレーシア現地最新情報や、NTA MSBCでの取り組みについてご紹介いたします。

NTA MSBCでは何ができる?その4:消費者最新トレンド調査

新規事業進出において、現地消費者の最新トレンドやニーズの把握が必須なのは明らかですが、日本から行う調査では、分析できる範囲に限界があります。

マレーシア現地オフィスを構えるNTA MSBCなら、消費者最新トレンド調査もご提供できます!!

マレーシア含む東南アジアに関する案件にご興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。

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今週の特集「マレーシアにおけるレストラン最新情報」
マレーシアではこのところ、和風「おまかせ」レストランがブームとなっています。
「おまかせ」レストランにはメニューはなく、シェフに料理の内容をおまかせし、旬の食材を使ったその日の最高の料理が提供されます。
「おまかせ」レストランは毎月1~2店ずつ新規オープンしており、既にオープンしているものとオープン予定のものと合わせて、首都圏(クアラルンプール及び近郊)だけで60店以上となっています。

今回、マレーシアで話題となっている「おまかせ」レストランを取材し、日本産及び北海道産食品の最新市場動向について調査しました。

 

「おまかせ」レストラン概要
これまでもコース料理を出す高級和食店はありましたが、メニューが存在しない「おまかせ」のみのレストランは2019年末ごろから増え始め、その多くが日本産和牛や日本から直送したマグロなどの海産物を使用しています。マレーシア人の板前の店ではトリュフやキャビア、フォアグラを使ったり金箔を使ったりといった豪華な見栄えを売りにする店もあり、どの店も純米大吟醸などの高級日本酒を置いています。また、店の内装も日本を思わせるようなデザインとなっています。
マレーシアで急増している「おまかせ」レストランには、懐石料理のコース・寿司をメインとしたコース・和牛のコースが3種類あり、高級な店は日本人の板前を起用していますが、手頃な価格帯の店ではマレーシア人の板前が調理する店もあります。

価格帯は安いもので1人MYR300(約7,800円)、高いもので1人MYR900(約23,400円)程度で、中には1人MYR1,600(約41,600円)のコースを出している店もあります。お客様のほとんどが富裕層の中華系マレーシア人です。

 

「おまかせ」料理の特徴
おまかせ料理は、板前がお客様が召し上がるペースに合わせて料理を提供します。
おまかせコースの内容は、日本で仕入れる鮮魚や食材の旬によって変わります。値段にもよりますが6~8品が含まれており、前菜、刺身、焼き物、煮物、鮨(ご飯もの)、汁物、デザートで構成されています。

お客様は、マレーシアでは感じることが出来ない【季節】を料理を通じて味わうことが出来ることが、人気の要因となっています。

 

「おまかせ」レストランコース内容一例(1人MYR488 / 約14,640円)
前菜:ごま豆腐の生うにのせ、生牡蠣
椀物:百合根団子の澄まし汁
刺身:5種盛り合わせ
焼き物:ホタテのバター焼き、A5和牛サイコロステーキとフォアグラ
ご飯物:握り寿司6貫(又は鰻といくらの釜飯)
デザート:プチケーキ・カットメロン・プチ大福盛り合わせ

 

「おまかせ」レストランで使用されている日本産食品の産地・発送地一例

 

今後の販路開拓に向けて
多くの「おまかせ」レストランでは、お通しとして出すおつまみ系の商品やデザートのバリエーションが少なく、新商品の開拓を行っています。特に「裂き焼きするめ」「あたりめ」「ソフトさきいか」等のおつまみや、自社で作れない「デザート全般」の要望が高いので、水産物以外の商品でも今後の販路として大いに期待が出来ます
一方で「おまかせ」レストランは自社での輸入が出来ない為、日本産食品を取り扱っているマレーシアの輸入卸売業者がポテンシャルのある取引候補先となります。
既存商品とは違った差別化できるポイント(北海道産100%等)を明確にし、アピールする事が重要となります。

 

NTA MSBC活動レポート:日本旅行契約オペレーターとの情報共有会

NTA MSBCでは、本年1月より月1回、日本旅行契約オペレーターとの情報共有会を開催しております。

回を重ねる中で、マレーシアは素材の豊富さ/安全・治安/言語/費用面においても、多くの学校・団体のニーズにマッチしているにも関わらず、全体として教育旅行案件の受注率が少ないという現実が浮かび上がってまいりました。

マレーシア観光庁も「日本型教育旅行」の推進に力をいれている今、次のご提案先としてマレーシアはいかがでしょうか。

また、日本旅行契約オペレーターである㈱ワールドコンパス/SMI事業部のマレーシア現地法人より、この夏マレーシアで開催の「サマースクールプログラム」をご紹介いただきました。是非ご活用くださいませ。

Malaysia Summer Camp2024