日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター 月刊レター【Vol.6】

月刊レポート

日本人が移住したい国No.1!

マレーシアに関する案件なら、

何でも日旅マレーシア ソリューションビジネスセンターにお任せ!

 

皆様、こんにちは。

日旅マレーシア ソリューションビジネスセンター(以下、NTA MSBC)です。

毎月弊センターより、マレーシア現地最新情報や、NTA MSBCでの取り組みについてご紹介いたします。

 

NTA MSBCでは何ができる?その5:法務コンサルティング

多くの日系企業が既に事業進出しているマレーシアですが、輸入規制や法律等がネックとなり、まだ日系企業が未開拓の業界も複数あるようです。マレーシア現地にて企業設立・運営の経験を持つNTA MSBCなら、法務コンサルティングもご提供できます!!

マレーシア含む東南アジアに関する案件にご興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。

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今週の特集「マレーシアの日本産乳製品輸入規制と市場動向」
マレーシアでは日本産乳製品はほとんど流通しておらず、旅行などで日本を訪れるケースなどを除くと、ほとんどのマレーシアの消費者は実際に日本産乳製品を手にしたことがありません。

今後の日本産乳製品のマレーシアへの輸入を見据え、日本産乳製品のマレーシアへの輸入の可能性についてまとめました。


マレーシアにおける牛乳・乳製品の現状
【参考】各牛乳・乳製品の小売価格
* 牛乳:チルド牛乳で1リットル8~10リンギット(約240円~300円)、LL牛乳で5リンギット(約150円)前後が標準的なものとなっていますが、オーガニック牛乳は1リットル30リンギット(約900円)以上といった高額商品も存在します。
* ヨーグルト:ヨーグルトは1キログラム超サイズが国産ブランドで15リンギット(約450円)前後、海外ブランドで25リンギット(約750円)前後と価格差がある一方で、100グラム程度の小容量サイズでは国産・輸入ブランドとも3リンギット(約90円)程度で大きな差はありません。

* チーズ:海外ブランドの商品が大半を占めており、ヨーロッパを中心に多くのブランドがマレーシアに輸入されています。販売価格はチーズの種類や形態で異なるものの、スライスチーズ(チェダー)で100グラム5リンギット(約150円)程度。モッツァレラチーズにおいては、100グラム8リンギット(約240円)前後となっています。


乳製品マーケティング情報
マレーシアの輸入卸売業者からのコメント
* ハラル認証は必須ではないが、より多くの購買層を視野に入れるためにもハラル認証があった方が好ましい。
* 日本産乳製品は、品質の良さや安全性の高さといった良いイメージが強くある一方で、価格が高いというマイナスイメージも高い。
また、市場の競争が激しく新規参入が難しいことから、現地でのネットワークやコネクションを最大限に活用し、大々的なプロモーションをする必要がある(1つ購入したら1つ無料等)。
* 他海外産の商品の方が賞味期限が長く設定されている(LL牛乳:最長12か月、ヨーグルト:最長10か月、プロセスチーズ:最長18か月)。

輸入卸売業者からは、マレーシアに到着した時点での賞味期限が最低2か月ないと取扱が厳しいという意見が多くなっています。日本からの輸送機関とマレーシア国内での保管期間を考慮すると、牛乳をマレーシア市場で継続的に販売するためには、日本で一般的なチルド牛乳ではなくLL牛乳での展開が妥当かと推測されます。


乳製品マーケティング情報
まず、輸入車が乳製品輸入ライセンスを所持していることが前提とされ、その上でマレーシアのDVS(獣医局)に対して商品の輸入許可及び製造施設登録(日本側)が必要となります。但し、商品の大量消費が見込めない為、新規参入者がほとんどいないのが現状です。
牛乳は政府が設定する輸入枠内でのみ承認が下りる仕組みとなり、現状はオーストラリア産及びニュージーランド産等で枠が埋まっている事から、実質的に日本産生乳の輸入は出来ていません。また、牛乳以外(甘味添加乳飲料、バターミルク、凝固クリーム、発酵乳、ホエイ、バター、チーズを含む)に輸入制限等はないものの、価格及び輸入許可の障壁によりほとんど実績はないようです。
一方で、催事など単発販売の場合は、比較的簡単な手続きで済むケースが多く、乳製品の販売は可能となっています。
乳製品を含む加工商品等の輸入は可能ですが個々にケースが異なり、適正なバイヤーとの個別相談が必要とされます。バイヤー紹介や商談アレンジについては、是非当社へご相談ください。

 

NTA MSBC活動レポート:企業設立・銀行口座開設サポート

当社ではいちパートナー企業に対し、マレーシア現地法人の設立から銀行口座開設におけるまでマレーシア進出のサポートをさせていただきました。

日本との法律の違いや、言語の壁だけでなく、場合によっては、マレーシアにオフィスを構えている事や、マレーシア人スタッフを法人の管理者として登用させる事が必須となる事もございます。

マレーシア進出をお考えの方は、ぜひ当社にご相談くださいませ。

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